開催概要開催概要

*一部英語のご案内がございます。予めご了承ください。

10月9日 (火)

10:00

開会挨拶

 

永見 健一 (MPLS JAPAN 2007 実行委員会委員長)

 

 

10:00-10:45

基調講演

タイトル: Deconstructing Next Generation Transport:
An Industry,Technology and Services Overview
講師: Monique Morrow (Cisco Systems, Inc.)
講演概要: With the growth in mobile broadband and triple play, there is quite a bit of focus on Ethernet Transport and service oriented networks. This attention to these dynamics has resulted in new proposals for overlays, architecture techniques and supplements to the Ethernet standards. This presentation discusses these industry dynamics; and, the new technology proposals by contrasting these proposals with existing mechanisms. The presenter further describes where these technologies integrate into common network deployments; and ,will explore the applicability of new and existing services within the context of these new proposals.

The presenter will provide updates on the trends in NGN Ethernet as well as provide an overview of current standards work related to Ethernet Transport. Finally, the presenter will provide guidance on implementing network services using Ethernet Transport.

 

 

10:45-11:45

MPLSの伝送技術への応用

10:45-11:15

タイトル: Advanced Services enabled by GMPLS in Digital Optical Networking
講師: Leigh Wade (Infinera Corporation)
講演概要: ディジタルオプティカルネットワークでは、高密度DWDM伝送にGMPLSソフトウェアによるインテリジェンスとサブ波長帯域毎の管理を可能とする機能を統合しております。
本ディジタルアーキテクチャにより、GMPLSを利用する事で、Layer1 VPNやGMPLS UNIを利用したダイナミックに再設計可能なサービス展開等、新たな収益を提供する事が出来る、先進的なサービスを展開頂く事が可能です。
本プレゼンテーションでは、ディジタルオプティカルネットワークを利用したLayer1VPNのアーキテクチャ並びに構築方法について協議をし、Layer1 VPNにおけるGMPLSの役割についてご説明をします。加えて、GMPLS UNIによる先進的なサービスについてご説明をする中で、ダイナミックな帯域再構成について、ディジタルオプティカルトランスポートネットワークとルータ間での相互接続検証内容についてご説明をします。

11:15-11:45

タイトル: iConnect (TM) MPLS/GMPLS for NG Converged Optical and Carrier Ethernet Networks
講師: Jay Chung (Turin Networks)
講演概要: 今日、イーサネットサービスの提供がトラフィックの主流となりつつある中、マルチサービス統合・簡易なエンドツーエンドサービス設計・並びにQoS/CoSをエンドツーエンドで提供する事も大きな課題となっております。これに伴い、現在様々な団体・ベンダーが各々の技術或いは標準化を策定し、差別化をする事に必死です。Turin Networksからは、中立的な位置づけよりそれら技術を比較し、最適な技術は何かここで提起させて頂きたいと思います。

 

 

11:45-13:15

昼休憩

 

 

13:15-15:30

MPLSに関わるOAM技術

13:15-13:45

タイトル: 企業ネットワークから見たEthernet OAM
講師: 平賀 十志男
(ソニーグローバルソリューションズ株式会社)
講演概要: 企業内網では比較的安価なEthernetを使うケースが多いが、EthernetのOAM機能は貧弱であり、運用上の課題も多かった。
しかし近年、EthernetでもOAM機能が標準化されてきており、企業内網でも使用 を検討する段階に来ている。
Ethernet OAMの現状と課題について、企業内網のオペレーションの観点から議論したい。

13:45-14:20

タイトル: パケット伝送実現に向けた OAM 技術
講師: 栃尾 祐治(株式会社富士通研究所)
講演概要: NGN の実現に向け、トランスポート層においては接続性の確保とその堅牢性の提供が望まれておりITU-T ではこの観点から、Ethernet, T-MPLS の勧告化を進めています。今回は、特に ITU-T が注力している OAM 技術を中心について紹介します。

14:20-14:55

タイトル: MPLSとT-MPLSにおけるOAM機能と運用上の課題
講師: 太田 宏 (NTTネットワークサービスシステム研究所)
講演概要: 主にIETFで標準化されているMPLSのOAM機能と、ITU-Tで標準化されているT-MPLSのOAM機能について概説し、今後の標準化上、ネットワーク運用上の課題について述べる。

14:55-15:30

タイトル: キャリアサービスに求められるMPLS-OAM
講師: 大澤 浩 (NTTコミュニケーションズ株式会社)
講演概要: 実装が進んで来たMPLS-OAM、及びEther-OAM等の各種OAM技術について、今後のキャリアサービスで想定される使用法、及びその際に求められる仕様を議論します。

 

 

15:30-15:40

休憩

 

 

15:40-17:10

PBT Session

15:40-16:25

タイトル: Ethernet Aggregation using PBB and PBB-TE for MPLS networks
講師: Peter Lunk (Extreme Networks, Inc)
講演概要: This presentation will cover new Ethernet technologies emerging to cost effectively aggregate metro traffic onto an MPLS core network. The presentation will compare and contrast approaches using Provider Backbone Bridging (IEEE 802.1ah) and Provider Backbone Bridging with Traffic Engineering (IEEE 802.1Qay). Key concepts that will be covered include SDH/SONET like resiliency, scalability, control plane automation, the Network to Network Interface and migration strategies from PBB to PBB-TE.

16:25-17:10

タイトル: Ethernet, MPLS, Where and How Much?
講師: Tim Pearson (Nortel Networks)

 

 

17:10-18:30

MPLS運用

17:10-17:40

タイトル: Boosting capacity utilization in MPLS networks using load-sharing
講師: Sanjay Khanna(Foundry Networks, Inc)

17:40-18:10

タイトル: MPLS網でのフローモニタリングの実践
講師: 伊藤 知治 (株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ )
小林 淳史 (NTT情報流通プラットフォーム研究所)
講演概要: 設備計画の観点からVPN毎のトラヒック管理にむけてMPLS網のフローモニタリングの実践を紹介する。トラヒック交流やリンク単位のVPN毎のトラヒック監視の必要性を紹介するとともに、その際の課題点などについて、現在のインターネッ トのフローモニタリングとの違いや今後検討を進めなければいけない点につい ても議論を行う。特に、フローモニタリングにおけるVPN識別子とのマッピング の方法や今後のフローモニタリングで考えるべきことなどについて紹介を行う。

18:10-18:30

タイトル: ポリシーコントローラを使用した、アプリケーションとMPLS網の連携技術について
講師: 川端 真 (ネットワンシステムズ株式会社)
講演概要: 近年、NGNのようなアプリケーションと連動してネットワークのポリシーが設定される構想は色々と考えられていますが、具体的な実装例は未だに現れていません。
そもそも、日本のネットワークがベストエフォートベースで発展してきたため、ネットワークのリソースをコントロールするという取り組みに対する需要は、あまり存在しませんでした。ところが最近、YouTubeのような動画トラフィック等、ネットワーク上のコンテンツ(トラフィック)が急激に拡充しつつあるため、何らかのコントロール手法を考える必要性が有ります。
そこで、実際に製品として存在するポリシーコントローラと呼ばれるネットワークプロビジョニングサーバーを使用して、アプリケーションとMPLS網を連携させる手法を、実装方法まで掘り下げて解説します。
現在、この周辺の技術は発展途上段階ですので、MPLS JAPANという場をお借りして、既存製品を使用して現時点で技術的に実現可能な内容を共有することにより、様々な方のアイデアを引き出し、今後アプリケーションと連動して能動的に変化できるMPLS網への進化を狙います。

10月10日 (水)

10:00-12:00

MPLS Multicast

10:00-10:20

タイトル: P2MP TE Label Switched Multicastの実装における課題
講師: 村上 哲也 (シスコシステムズ合同会社)
講演概要: P2MP TEを利用したLabel Switched Multicast(LSM)の開発において、出てきた技術的課題やそのsolutionの提案。また、弊社のP2MP TE LSMのアーキテクチャの概略の説明および今後の課題等についての発表を行います。

10:20-11:00

タイトル: Video and Multicast Services over MPLS
講師: Rahul Aggarwal (Juniper Networks, Inc.)
講演概要: p2mpアーキテクチャ、実装詳細、そして、実際にdeployされ始めたVideo配信の実際例について発表します。

11:00-11:30

タイトル: IPv6マルチキャストの新たな使い方
(実装上の盲点と,その対処法)
講師: 三宅 喬(情報通信研究機構/倉敷芸術科学大学)

11:30-12:00

タイトル: IP/MPLSマルチキャストの運用管理技術への期待
講師: 上手 祐治 (NTTコミュニケーションズ株式会社)
講演概要: マルチキャストに関して、特に運用管理技術の側面から実装への要件を発表する。
今日IPマルチキャスト技術は、商用ネットワークへの導入も進み著しい普及を見せている。しかし、マルチキャスト通信の運用技術面においては、特に障害管理等の局面において現在も幾つか課題が存在しており、通信事業者、ユーザ双方にとって必ずしも満足いく状況ではない。
一方で、MPLSについてはP2MP-TE等のマルチキャスト対応技術に対する期待も高まっている状況にあるが、実際の網への適用にあたっては、IPと同様に、運用技術の整備が急務といえる。

このような背景から、IP・MPLS全般について、通信事業者ネットワークに対して求められるマルチキャスト運用管理技術について、現状の問題点と、今後期待される要件について発表したい。

基本的に、キャリア網内のOAMと、サービス側OAMの2つの切り口での整理が必要と考えられる。キャリア網内OAMでは、MPLSマルチキャストとそのOAMに対する要件について言及したい。
サービス側OAMについては、IPのほか、Ethernetについても検討する必要がある。 そこでは、従来のIP pingやEthernet OAMなどでは必ずしもカバーできない、マルチキャスト通信ならではの要件について考えてみたい。

 

 

12:00-13:30

昼休憩

 

 

13:30-16:15

網統合技術

13:30-14:00

タイトル: The Long And Winding Road 網統合のアプローチと想定される課題
講師: 西 和人 (ソフトバンクBB株式会社 )
講演概要: MPLS VPNで提供するL2(VPLS等)及びL3(BGP VPN等)サービスのスケーラビリティを最近の技術動向をベースにご紹介させていただきます。
これは、現在MPLS上でサービスをを展開しているサービスプロバイダーにとって、運用上の極めて重要な課題となっております。

14:00-14:45

タイトル: Scalability Analysis of L2 and L3 MPLS VPN Technologies. Service Provider Perspective.
講師: Alex Zinin (Alcatel-Lucent)
講演概要: MPLS VPNで提供するL2(VPLS等)及びL3(BGP VPN等)サービスのスケーラビリティを最近の技術動向をベースにご紹介させていただきます。
これは、現在MPLS上でサービスをを展開しているサービスプロバイダーにとって、運用上の極めて重要な課題となっております。

14:45-15:05

タイトル: ロジカルルータを利用したマルチレイヤ・サービス・ネットワーク構築技術
講師: 杉山 秀次 (ジュニパーネットワークス株式会社)
講演概要: 今年NIIが構築を完了したSINET3を例にあげ、MPLS網統合における運用課題(組織的な)が克服できるGMPLS技術を応用したマルチレイヤ・サービス・ネットワーク技術について 紹介し、技術的問題点や今後の課題について説明いたします。

15:05-15:55

タイトル: MPLSによるLegacy Network Migrationの課題
講師: 大矢 晃之 (ソフトバンクテレコム株式会社)
講演概要: ATM/FRなど、いわゆるレガシネットワークをMPLS上に実現できる技術として、Pseudo-Wire が開発されて久しい。しかし、レガシネットワークを運用しながら、 MPLSへマイグレートしていくためには、双方を互いに共存させ、かつ信頼性や運用性を損なわないようにしなくてはならない。
本発表は、これらをどのように実現するかについて、検討すべき事項や手法について述べ、広くベンダー、キャリアの開発者、運用者の方々と共に議論したい。

15:55-16:15

タイトル: 網統合における課題を再考する
講師: 河野 美也 (ジュニパーネットワークス株式会社)

 

 

16:15-16:30

休憩

 

 

16:30-18:30

NGN

タイトル: Yet Another NGN
〜各キャリアの取り組みとインターネットの方向性〜
コーディネータ 中川 郁夫 (株式会社インテック・ネットコア)
講師: 赤木 篤志 (KDDI株式会社)
牧園 啓市 (ソフトバンクBB株式会社)
江崎 浩 (MPLS JAPAN 2007代表/東京大学)

Copyright c e-side, inc. All rights reserved.